みかんの外果皮から作られる「陳皮」の作り方


「陳皮」という漢方薬について

 

みかんの外果皮には果肉に比べ、非常に豊富な栄養素を含んでいます。

実は、みかんの外果皮は昔から漢方薬として用いられていたのを皆さんはご存知ですか?

「陳皮」と呼ばれる漢方薬は、みかんの外果皮を乾燥させて作られた生薬です。陳皮の効能は非常に優れていると言われています。

では、みかんの外果皮から作られる「陳皮」という生薬にはどのような効能があるのでしょうか。

 

 

みかんの外果皮から作られる「陳皮」の優れた効能とは?

 

みかんの外果皮を乾燥させて作られる漢方の「陳皮」ですが、いったいどのような効果・効能があるのでしょうか。

 

陳皮には、去痰・鎮咳をはじめ、血行促進効果があるため発汗や保温効果、胃の機能を補助し、胃液の分泌を促進させて消化吸収を活発にさせる健胃剤の役割を果たします。

他にも女性に嬉しい美肌効果や現代社会の課題となっている生活習慣病の予防と改善、体内に溜まった余分な水分を排出しむくみを解消する効果など、様々な効能があります。

 

陳皮にはリモネンという香り成分が含まれているので、柑橘系の甘酸っぱくて爽快な香りがします。このリモネンの効果によって、リラックス効果が期待されています。

また、陳皮には「テルピネン」と呼ばれる香り成分が含まれており、この香り成分は、リモネンと同様にアロマテラピーに用いる精油にも使用されています。テルピネンには、鎮痛作用や抗炎症作用のほかに、副交感神経を正常に保つ効果があります。

 

 

陳皮の知識と作り方

 

陳皮の優秀な効能はご理解頂けたでしょうか?

では、この陳皮をご自宅で作る方法をご紹介したいと思います。

 

まず、陳皮を作る際にみかんの外果皮が必要になりますが、実はこのみかんの外果皮は中国と日本では全く違うみかんの外果皮を使用しています。

 

昔から中国では、みかん科に属している熟したオレンジの外果皮を乾燥させたものを使用しますが、日本では熟した温州みかんの外果皮を乾燥させ使用しています。

 

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引用元:http://www.kochi-marugoto.pref.kochi.lg.jp/kensanpin/mikan/

日本の薬局方では、「陳皮とは、温州みかんまたは、マンダリンオレンジの成熟した果皮を使用する。」と定義しています。

 

通常、陳皮はみかんの外果皮を陰干しで乾燥させ、およそ1年以上かけて作られます。陳皮の「陳」とは、「古い」という意味を示しており、年数を重ねるごとに非常に優れた陳皮が完成すると言われています。また、陳皮の他にも「青皮」や「橘皮」と呼ばれるものも存在します。

 

では、陳皮の作り方をご紹介していきたいと思います!

まず、みかんの皮に付着している農薬や光沢を出すために塗られているワックスを綺麗に落とします。

ワックスは40度のお湯に3分ほど漬けこむことで洗い流すことが出来ます。農薬が心配の方は、無農薬と記載されたみかんを購入し、陳皮を作りましょう。

みかんの果実部分を美味しく頂き、外果皮部分を丁度良い大きさへちぎり、乾燥させるためにネットやざるなどに隣同士がくっつかないように並べていきます。

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引用元:http://www.recipe-blog.jp/profile/87840/blog/13883952

風通しの良い日陰に置き、およそ10日かん乾燥させます。目安としては、振ったときに「カラカラ」と音が鳴ったら完成です。

保存の際は、密閉可能な容器に入れ、湿気のない場所で保管します。

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引用元:http://www.kisato-world.com/blog/?p=1750

上記の陳皮の説明にも書きましたが、陳皮を作る際は、完熟した温州みかんの外果皮が好ましいです。さらに、1年以上かけて乾燥させた方が、より効果が高いので急いで使用しない限りは、そのままビンに入れたまま放置することをオススメします。ビンに乾燥剤も入れると梅雨の時期も乗り越えられますよ!


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