みかんの白い繊維状「アルベド」の知られざる効能!


みかんの白い繊維状「アルベド」の知られざる効能!

 

みかんの外果皮を剥いて果肉を食べようとしたとき、果肉の周辺に白い筋状の繊維がくっついていますよね。皆さんは、その白い筋状の繊維を気にしないで食べますか?それとも、気にしないでそのまま食べますか?

私は、気にしないで食べてしまうのですが、女性はこの白い筋状の繊維を綺麗に取り除いてしまう方が多いと思います。なぜなら、舌触りが悪いし、口の中に残りますからね。

しかし、この白い筋状の繊維には、みかんの果肉よりも豊富な栄養素を含んでいる素晴らしい部分だったのです!

 

 

 

みかんの果肉にくっついている白い筋状の繊維の正体とは!?

 

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みかんの外果皮を剥くと、必ずくっついている白い筋状の繊維には、きちんとした名称があります。それは「アルベド」です。

アルベドとは、みかんやレモンなどの柑橘類の外果皮の内側に存在する白い海綿状または繊維状の部分のことを指します。アルベドは、みかんの果肉部分へ養分を運ぶ役割を担っています。人間でいうと、血管のような働きですね。

このアルベドには、食物繊維が豊富に含まれており、聞きなれない「ビタミンP」という栄養素も含まれています。

 

 

ビタミンPとは?

ビタミンPとは、ビタミン様物質の別名で、ヘスペリジンやルチン、エリオシトリンなどの総称となっています。ビタミンPのなかで一番有名な成分が、ヘルペリジンです。

ヘスペリジンは、みかん由来のポリフェノールと言われており、漢方薬として使用されている陳皮の主成分となっている栄養素でもあります。そして、このヘスペリジンが多く含まれている部分が、外果皮やアルベドなどです。

ヘスペリジンは、みかんに限らず、れもんやグレープフルーツなどの柑橘類にも豊富に含まれています。

 

 

アルベドには、体に良い4つの効果・効能がある!

 

アルベドには、優れた栄養素が豊富に含まれていることが分かりましたが、どのような効果・効能があるのでしょうか。

 

アルベドには、4つの効果・効能が存在します。

 

 

まず、1つが「毛細血管を強化する効果」です

 

毛細血管の役割をご存知ですか?

毛細血管には、体内の組織へ栄養素や酸素を遣り取りする役割があり、この働きによって、ほどよい透過性に保つことができ、私たちの健康を維持してくれているのです。

透過性が増すと、様々な疾患にかかる可能性があります。初期段階は、水腫や出血、高血圧の症状が表れます。酷くなると、糖尿病や痔症、壊血症などといった疾患を引き起こしてしまう可能性があります。

これらの病を防止する方法は、ほどよい透過性を保つことです。この透過性の増加を抑制させる効果があるのが、アルベドに豊富に含まれているヘスペリジンです。過去にヘスペリジンを用いた臨床実験が行われたことがあり、毎日ヘスペリジンを30mg投与し続けた結果、「結核・胸膜炎・グレーブス病」などの疾患を抱えた患者の血管に変化がみられ、なんと血管の透過性が低下したという研究が発表されています。

 

 

アルベドの効能の2つめ「コレステロール値を正常に戻す効果」

 

私たちが食事をするうえで一番気を付けなければならないのが、中性脂肪です。

中性脂肪は、主に肉類や乳製品などに豊富に含まれています。また、果物の糖質は体内で吸収されやすいため、ダイエットしているつもりが中性脂肪を豊富に摂り込んでしまっているということもあります。

果物は1日に200gが摂取量と定められていますので、1日の摂取量を越えなければ安心です。

 

中性脂肪が体内で増えると、善玉コレステロールが減少し、悪玉コレステロールが増えてしまいます。その結果、生活習慣病や脳血栓などといった病を引き起こしてしまう可能性が高くなります。

みかんのアルベドに含まれるヘスペリジンには中性脂肪を除去する作用があると言われています。さらに、みかんの外果皮にはアルベドの3倍近くの脂肪を分解する作用があります。みかんの外果皮とアルベドを共に摂取することが出来れば、さらに効果が期待出来ます。

 

 

アルベドの効能3つめ「血圧の上昇を食い止める効果」

 

血圧が上昇する原因は、血管の収縮を制御する酸化窒素が機能を停止してしまうことだと言われています。

この酸化窒素は体内の活性酸素と結合してしまうと動かなくなってしまい、結果、血管が収縮した状態が続くこととなってしまいます。この状態を防ぐ役割を持っているのがビタミンCです。

 

しかし、ビタミンCは壊れやすい性質を持っている栄養素なので、ビタミンCの力を発揮させてやる必要があります。その効果を持っているのが、ヘスペリジンです。

ビタミンPに含まれるヘスペリジンには、ビタミンCを安定に保つ効果があり、体内でビタミンCの力を十分に発揮させてやることが出来るのです。ビタミンCの作用によって活性酸素を除去し、血管を正常に動かせるようになることで、血圧の上昇を食い止めることが出来ます。

 

 

 

アルベドの効能4つめ「アレルギー症状の緩和」

 

 

アルベドに含まれるビタミンPには、花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状を緩和させる抗炎症作用があります。

ビタミンPに含まれるアスペリジンを他のフラボノイドと比較した結果、直接的な細胞への作用が弱いことから、副作用が起こりにくい成分だと報告されています。

アスペリジンには、血管の透過性を抑制させる効果があるため、その結果、アレルギー症状を緩和させることが出来ているのではないかと考察されています。

 

他にも、ヘスペリジンにはガンの発生を抑える効果があると期待されており、様々な研究成果が報告されています。マウスを使用した実験では、食道ガンや胃ガン、大腸ガンなどといった近年増加傾向にある部位のガンの抑制について確認されています。

 

今後は、みかんなどの柑橘類に含まれるヘスペリジンが、さらに研究され、病で苦しむ方々が減っていくことを期待したいですね。

 


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