小豆の語源3説と小豆の主な生産地


 小豆(あずき)と呼ばれるようになった経緯

小豆の読み方は、「あずき」と「しょうず」の2種類があります。昔は大きな豆のことを大豆といい、小さい豆を小豆と呼んでいたそうです。現在の小豆という名称とは異なります。日本で現在の小豆(あずき)と呼ばれるようになったのは、どういった経緯なのでしょうか。

諸説ありご紹介したいと思います。

 

 

小豆の語源について

 

小豆の語源について大きく分けて3パターンあります。

まず1つめが、小豆の「ア」は赤いという意味で、「ツキ・ズキ」は溶けるという意味を表すことから、小豆は赤い表皮をしていて、他の豆とは比べものにならないほど、早く柔らかくなるということから「アズキ」となったという説です。

 

2つめは「アズ・アヅ」は「地方用語語源辞典」に「崖崩れ」や「崩れやすい場所」という意味で記載されています。他の豆に比べて煮崩れしやすいということから「アズキ」という名称がついたという説です。

 

そして3つめが、平安時代の書物である「本草和名(ほんぞうわみょう)」に「阿加阿都岐(あかあつき)」という名前で紹介されています。時代が変わり、江戸時代には「阿加阿都岐」が「阿豆岐(アズキ)」や「阿加阿豆岐(アカアズキ)」と呼ばれるようになりました。これを赤小豆や赤豆と書くようになり、「赤粒木(あかつぶき)」が変化して「アズキ」になったという説です。

 

どれも本当のように思えますが、実際はどうなのでしょうか。きっと他にも小豆の語源について調べるとたくさん出て来そうですね。 

 

 

小豆の主な生産地

 

小豆の生産地で一番有名な都道府県は、北海道です。

よく北海道産の十勝小豆100%という言葉を耳にしますよね。

北海道では、十勝を筆頭に、上川や石狩といった地域でも小豆を生産しています。

 

北海道で小豆が栽培されるようになったのは、元禄8年の1695年のことです。

当時の江戸幕府将軍の徳川綱吉が南部藩から小豆の種を取り寄せたことによって、北海道で生産されるようになったのです。

現在では、国内の小豆生産量ダントツの一番で7~8割を占めています。

 

小豆は海外でも栽培されており、カナダなどの北アメリカやアルゼンチンなどの南アメリカでも生産されています。しかし、海外の小豆の使用方法は小豆のままお粥や甘煮にするといった調理法で利用されているため、日本のようにあんことしては食べないそうです。

 

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出典:http://prcm.jp/album/pib39325327/pic/20655525

日本をはじめとした韓国や中国などはあんこを食べる風習があるのですが、他の国の方々には、少し受け入れがたいものがあるそうです。

なので、日本にやってきた海外の方々に、あんこを勧める場合は、あんこ=チョコレートという印象を与えないように味の説明をしなければなりません。

第一印象は大切ですので、海外の方が初めてあんこをお召しになる場合は、きちんとした説明をして美味しく食べてもらいましょう。


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