慈姑(くわい)の歴史と新鮮な慈姑の選び方


慈姑(くわい)とは、どんな食べ物?

 

慈姑(くわい)とは、オモダカ科のオモダカ属に属している中国南部原産の野菜です。旬の時期は11月から12月頃の冬の時期で、日本でも広島県をはじめ、埼玉県や茨城県でも栽培されています。

 

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 出典:http://iitmtm2.blog33.fc2.com/blog-category-96.html

慈姑(くわい)は、お正月のおせち料理にも使用される縁起の良い食材として重箱に詰め込まれています。大きさは卓球で使用するピンポン玉ほどの丸い実(塊茎)の部分から、ニョキっと数cm芽が伸びています。この塊茎から伸びる部分を日本では「芽(目)が出る」と言い、非常に縁起が良い食材と言われています。

慈姑(くわい)という名称は、「鍬芋(くわいも)」から由来されていると言われており、塊茎からニョキっと伸びている芽の部分が非常に鍬(くわ)に似ていることからこの名前が付いたそうです。慈姑(くわい)を食材として利用しているのは、日本と中国の2か国のみです。

 

 

慈姑の知られざる歴史

 

慈姑が日本へやってきたのが、平安時代と言われています。平安時代に書かれた「本草和名」という書物の「烏芋(くわい)」という項目で、「於毛多加(おもだか)」や「久呂久和為(くろくわい)」と紹介されており、さらに同時代に書かれた「和名抄(わみょうしょう)」という書物でも慈姑は「烏芋」として登場しています。

これらの慈姑は、オモダカ科の慈姑とは別の黒くわいを指していると言われています。今回紹介する慈姑は、青くわいですので、種類が違います。

 

青くわいについて

青くわいが日本で一般的に食べられるようになったのが、江戸時代だと言われています。

実際、私たちが美味しく食べている青くわいが、いつ頃から食べられていたのか、はっきり記された書物などが一切ありません。しかし、既に江戸時代では、既にポピュラーな食べ物だったと言われています。

1704年貝原益軒の「菜譜」の中に慈姑の栽培法や食べ方が記載されており、さらに吹田慈姑についても「小にして味よし」と書かれています。また、青くわいと同項目には、黒くわいについてもきちんと紹介されています。

 

 

美味しい慈姑の選び方

 

お正月のおせち料理に使用する慈姑は、美味しくて新鮮なものが良いですよね!

そこで、美味しい慈姑の見分け方をご紹介したいと思います。

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出典:http://blog.livedoor.jp/swanlake8/archives/51481667.html

 

まず、慈姑の塊茎部分の皮が乾燥していないことを確認してください。そして、塊茎に光沢があり、青色が鮮明なものを選びましょう。塊茎の大きさは、直径4cmくらいがオススメです!塊茎からニョキっと伸びている芽の部分がすらっとしていると非常に状態の良い慈姑と言えます。

素揚げのような調理方法を行う際は、2cmほどの大きさの塊茎の慈姑を選ぶと調理がしやすおすすめです。


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