食用の鮟鱇(アンコウ)の種類と国産・輸入アンコウの違い


食用のアンコウは2種類のキアンコウとクツアンコウだけです!

冬のこの時期に登場する「鮟鱇(あんこう)」ですが、一般的に食卓に並ぶ鮟鱇は「キアンコウ」と「クツアンコウ」、「ミツクリエナガチョウチンアンコウ」など200種類以上存在します。

ですが、アンコウの中で食用として利用されるアンコウは、キアンコウとクツアンコウの2種類だけです。

そして、キアンコウの方がクツアンコウよりも味が良く高級魚として市場に並びます。

アンコウの旬は、寒さの厳しくなる11月から2月になります。水温が低くなることで身が引き締まり、春先に向けて産卵の準備を始めるので肝臓が肥大し、味がぐっと良くなると言われています。

 

 

キアンコウで食用はメスになります

キアンコウで食用とされるのは、主にメスになります。オスのキアンコウはメスに比べると極端に小さいためあまり好まれません。

アンコウが市場に登場するのは秋に入ってからなのですが、アンコウの漁獲量が増えるのが年明け後になってしまうので、年末に仕入れたいと思っている魚料理のお店や鮮魚屋さんはこぞって「年末にこれだけのアンコウがあったらな。」とぼやくそうです。

 

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引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/kapaguy/58542081.html

キアンコウが釣れる地域と文化

キアンコウが漁獲される場所は、北海道をはじめ、青森県や福島県、茨城県に山口県となっています。

特に山口県でのキアンコウの漁獲量は他の県を抜いており、現在では茨城県を抜いてキアンコウ水揚げ量日本一と言われています。

キアンコウは高級魚として有名ですが、日本海側の地域では元々キアンコウを食べる習慣がなく、昔からキアンコウの価格は非常に安く設定されており、キアンコウを仕入れる鮮魚屋さんなどでは商売にならないとまで言われていました。

それが、キアンコウの需要が高い関東地方に流れてきて、築地などの市場で高値で取り引きされるようになり、近年日本海側では、キアンコウを使ったアンコウ鍋が冬の味覚として徐々に受け入れられるようになったのです。

関東地方では、主に福島県や茨城県などで行われている底引網にアンコウが掛かり、それを神田で調理したという昔の歴史が残っています。しかし、現在では福島県や茨城県でのアンコウ漁獲量が激減しており、現在では入手困難な状態になっています。

 

国産アンコウと輸入アンコウの違い

日本ではアンコウは鍋の食材として有名ですが、アンコウの漁獲量が激減しているのも事実です。このままでは冬の風物詩であるアンコウ鍋が食べられなくなるのではということで、近年では輸入もののアンコウも増えてきました。

スーパーやデパートなどで見かける比較的安価なアンコウは全て輸入ものになります。

輸入されるアンコウのほとんどが中国産になります。「輸入だから味が悪いのでは?」と思われる方も多いと思います。

ですが、価格もお手頃なうえ、家庭で手軽にアンコウ鍋が楽しめるということで購入なさる方も多いです。味も国産ものに比べると劣りますが、それでも十分美味しく頂けます。

 

 

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