せり(芹)の選び方・保存方法と調理方法


せり(芹):春の訪れを告げる野草食材

せりは湿地性の植物で独特の香りを持ち、春の七草の代表で、若い茎と葉を食用とします。 露地物・天然物は春が旬ですが、現在は灰汁(あく)の少ない溶液栽培のせりが通年出回るようになり、季節感が薄れて来ました。 

せりの食材としてのポイントは何と言っても爽やかな香りと食べる時の歯触りシャキシャキ感でしょう。

 

 

 

せり(芹)の選び方と保存方法

緑色が鮮やかで、葉がみずみずしく、茎が根元までしっかりしているものを選びます。 

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出典:http://ibrk.jp/agricultural/seri.html

 

水で湿らせた新聞紙その上を野菜保存袋で包み、冷蔵庫で保存します。 長く保存すると香りがなくなってくるので、早めに使うことが大切です。

せりは鉄分を多く含み繊維質も多く含んだ野菜で、貧血・便秘改善に効果的です。 

これを食材として活かすレシピーを紹介しましょう。

 

 

 せりの調理法

 

せり鍋

せりを入れた鍋の代表は秋田名物きりたんぽ鍋でしょう。  

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出典:http://yoneya.shop-pro.jp/

 

青物野菜として必ずと言って良いほど使われます。

またせりは肉の臭みを消す効果があるので、鴨鍋や牡丹鍋(猪肉)など肉を使った鍋には欠かせないとされてきました。

また根付きのせりが手に入れば、せり鍋に根の部分も加えて煮込み、一層シャキシャキとした食感と独特の風味になります。

 

 

せりを中心とした七草粥

1月7日無病息災を願って七草粥を食べる風習があります。 野菜不足の冬に野菜を補う意味もあったのでしょう。

春の七草の中でスズシロ(大根)、スズナ(かぶ)が一般に使われる野菜で、青物野菜ではせりだけでしょう。 他は馴染みのない“雑草”です。 

 

米を7倍量の水で昆布と共に煮立てたら、とろ火で大根・かぶ、砕いた餅を入れます。 柔かくなったら湯がいて細かく刻んだせりを入れ、塩で味付けします。 

また余っているご飯に2~倍の水を加え、具材を入れ味付けしても簡単に出来ます。

 

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出典:http://cookpad.com/recipe/2956820

 

 

 

せりの独特の香り・歯触りを味わうおひたし・和え物

露地物・天然物は灰汁があるので湯がいたあと水に暫く浸します。 水切り後、食べる大きさに切り、削り節を掛け、ダシ醤油で味付けします。 シンプルですが春の息吹を感じます。 

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出典:http://cookpad.com/recipe/2511894

 

 

普段使う青物野菜の代わりにせりを使う

 

ほうれん草・小松菜・三つ葉・水菜等冬から早春に出回る野菜に代わってせりを使うとまた味の幅が広がります。

 

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出典:http://cookpad.com/recipe/2979687

            

 番外編 野外での山菜取りでは 毒せりに注意

野外での山菜取りで、小川のそばや水田周辺の水路沿いなどで見られる有毒な“毒せり”を間違って採らないことです。 毒せりの地下茎は太くタケノコ状の節があり、横に這わず、せり独特の芳香がないので簡単に区別できます。下の写真、左が毒せりです。

 

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出典:http://www.iph.pref.hokkaido.jp/charivari/2007_04/2007_04.htm


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